第7回エシカルインタビュー <多機能型事業所たんぽぽ(古河市)の手作りクッキー>

福祉施設や障害者施設で作られた雑貨やパン等の商品を購入することは、障害のある人たちへの支援につながるため、エシカル消費です。

今回は、クッキーなどのお菓子作りに取組む【多機能型事業所 たんぽぽ】(古河市)にお話を伺いました。

施設について

今回訪問させていただいた「多機能型事務所 たんぽぽ」は、栃木県小山市に本部を置く「社会福祉法人パステル」の事業所の1つです。当事業所では、就労継続支援B型事業や就労移行支援事業などを行っており、約40名の方が事業所を利用しています。菓子製造班の事業所利用者6名が「こがにゃんこクッキー」をはじめ、プリンや焼きドーナツなどのお菓子づくりに取り組んでいます。

また、同事業所では菓子製造の他にも、事業者から委託を受けてボールペンの組み立て作業やゴム・パッキン付け作業などを行っています。

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事業所利用者が作る「こがにゃんこクッキー 」について

「こがにゃんこクッキー」とは、古河市を応援する非公式のご当地キャラクター「こがにゃんこ」をデザインしたクッキーです。

製造のきっかけは、キャラクターで歴史と地域をつなぐ「こがにゃんこプロジェクト」のメンバーが、商品を通して古河市の福祉施設支援へつなげたい、という考えのもと、同事業所へクッキーの製造を依頼したことから始まりました。

クッキー生地は、菓子製造班の皆さんが、こがにゃんこの金型で1つずつ丁寧に型抜きしていきます。柔らかい生地のため、非常に繊細な作業が必要となり、その技術はもはや職人の域です。

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(こがにゃんこクッキー)

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(クッキーの型抜きの様子)

完成したクッキーは、古河市内の下記店舗で販売されています。お土産などにもオススメです!

・「道の駅・まくらがの里こが」(茨城県古河市大和田2623)

・「VAL古河駅ビル・華のれん」(茨城県古河市本町1-1-15)

・「古河のお休み処 坂長」(茨城県古河市中央町3-1-39)

・「レストラン サンローゼ」(茨城県古河市中央町3-2-5)

・「日本茶専門店 関善」(茨城県古河市中央町3-1-41)

・「日本茶事 鈴木園」(茨城県古河市中央町1-1-6)

・「ブティック noel」(茨城県古河市中央町1-2-32)

・「手作りのお店 いちばん星」(茨城県古河市下大野鍛冶打736-8)

今後の展開

今後は、「たんぽぽ」を含む、社会福祉法人パステルの各事業所で製造されている商品を一覧にしたパンフレットを作成し、事業所利用者が作った「こがにゃんこクッキー」を始めとする商品を、より多くの方に知ってもらい、手にとっていただけたら嬉しい、とのことでした。

皆さんも古河市に立ち寄った際は是非、「こがにゃんこクッキー」をお手に取ってみてください。

社会福祉法人パステル ホームページ https://fukushi-pastel.jp/services_work.html

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